2011年12月6日火曜日

化学物質の内分泌かく乱作用に関するセミナー(EXTEND2010)

ゆりかもめを降りると、青函連絡船の羊蹄丸が係留されていて、大興奮でアドレナリン大放出だったのですが、まじめに環境省のEXTEND2010公開セミナー(化学物質の内分泌かく乱作用に関する公開セミナー)行ってきました。

環境ホルモン、というと何を思い浮かべますか?
メス化する、精子が減る・・・そんなことを漠然と思い浮かべますでしょうか。しかし、どういった化学物質が原因で、実際どのようなリスクがあるのか、科学的に検証されているのか・・・はっきりとは、実はなーんにも知らないのであります(むむぅ)。化学なるものが苦手で(ちなみに物理は毛嫌い、生物は大好き)、内分泌かく乱物質は全く手つかず・未開拓の領域でした。どうも化学物質がからむと、弱いです。とほほorz

しかし、専門家の為のセミナーでありながら、初心者向けにしっかりフォローもされた講演で、すごく良く分かり、印象の良いセミナーでしたヨ。こういうセミナーは是非今後もやって頂きたいものです。
午前は内分泌かく乱物質のそもそもの定義や生体に及ぼすメカニズム、EXTEND2010という国の5カ年の計画による内分泌かく乱物質の毒性評価の取り組み状況等が発表され、午後は国内の研究者による最新の知見と,海外の動向の発表でした(最後は日英同時通訳)。
印象に残ったこととしては

1.性ホルモンの合成経路はコレステロール→黄体ホルモン→男性ホルモン→女性ホルモン、なので女性ホルモンは合成経路の末端における生成物。そのため、出来すぎて過多になってしまうことが多い、つまり調整がし難い?

2.しかし、内分泌かく乱は女性ホルモンだけではない。

3.ビスフェノールA、ノニルフェノール、オクチフェノール、DDTは女性ホルモン様作用を持つ化学物質

4.そもそも環境ホルモンとは、内分泌機能の変化を介してごく普通の個体あるいは子孫の健康に悪影響を及ぼす外来性物質。つまりは、内分泌=血管を通じて化学物質をやり取りして生体をコントロールしているが、外来の化学物質によってその生体のコントロールが乱されることに問題がある

他にも多くの知見が得られましたが、普段食する魚にも内分泌かく乱性化学物質がかなり多く蓄積していること、臭素系難燃剤やPC機器の不法投棄などから、もしくはゴルフ場や農地で散布される農薬から、かなり排出されている実態など・・・・なるほどなぁと思いました。トンボとホヤの研究例も面白かったです(世の中には、こんなにダイナミックな学際的な研究をしている人もいるんだなぁ、と感心)。

帰りは、ゆりかもめが満員っぽいので(なんかモーターショウをしていてエライ人出で困りました)、都バスで錦糸町へ。都バスは座れて楽な上に、運賃が200円なので安くてまことに結構ですが、錦糸町まで1時間もかかりました。うへぇ。それはそうと、半蔵門線が錦糸町まで来ているとは知りませんでした。錦糸町から半蔵門線で三越前まで行って買い物をして帰ります。
私の頭の中では水天宮前までしか走っていない記憶でしたが、2003年に開業していた!!ということで、大いにびっくりしたです。最初は錦糸町から総武線で新日本橋まで乗るつもりでしたが、三越前の方が断然三越には近いので、便利になったなぁ!!!と大いに感動すると共に、東京の地下鉄網の延伸の早さに驚きます。ますます複雑怪奇になり、意図せず偶然「そこに駅があったから乗る」的になっていますねぇ。

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