日曜日、神戸市立博物館へ行き、和ガラスの神髄展を見てきました(このブログ、魚ばっかり食べているようですが、そうではありません)。
わたしは、骨董が激しく好きです。
なかでも日本独自の美学にもとづいて作られた和ガラス(戦前までに日本で製造されたガラスの器)に興味があります。日本の昔ガラスは、西洋のガラスよりも暖かみがあり、心ひかれます。とりわけ江戸時代のガラスは、凛とした姿に、思わず見る者の襟を正させる魅力があります。
江戸時代の和ガラス!実は、骨董屋さんに行ってもなかなか無いんですよ。あっても目玉が飛び出るくらい高いんですよ!つまり、たいへん希少です。
さて、和ガラスの神髄展。すばらしいコレクションの展示で、まったくもって恐れ入りやした、という感じでした。
殆どが江戸期のガラスで、一部明治のガラスもありました。時代としては明治元年を境に明確に江戸期と分かれますが、ガラス職人は政治とは関係ありません。ので、明治になったから、江戸ガラスの製法を変える、というわけにはなりませんから、明治維新後もしばらくは江戸時代の製法のガラスも残っていましたし、さっそく西洋の製法も取り入れだされていました。こういう時代の移行期は、練達の技による古い製法と、揺籃期の新しい製法が混じっていて、なかなか面白いなぁと思います。
3歳と9ヶ月の乳幼児がうるさいので、ゆっくり見られず残念でした(まったく子どもというのはこういう静かな環境の施設内では数分も持たない!)。が、女房殿とかわりばんこで観覧して、堪能しました。あとは、図録を購入して家でゆっくり観賞することにします。
圧倒的な質の高い江戸時代のガラスのコレクションによる、めくるめく世界の展開でした。

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